ネパール人にネパールのポカラの土産物店の中でナンパされた話です。
ネパールのポカラという町を旅行中に立ち寄った土産物店に入って商品を見ている時にその店のスタッフと名乗るネパール人に声をかけられました。
お互いにたどたどしい英語とネパール語で何とか意思疎通をしながら、とても親切に接してくれましたので良いお土産を選べそうだと嬉しくなりました。
最初は商品の説明をしてくれていましたが、途中から私の年齢や彼氏の有無を聞かれて、お土産を選ぶより食事に行こうと誘われました。
露骨に身体を触られてはいませんが、肩を組まれて耳元で囁かれてとても気分が悪かったです。
彼は日本が大好きで日本に住むことが夢だということを切々と語り、私との出会いが運命だと喜んでいましたが、おそらく嘘だと思っていました。
ですが一時間ぐらいそのようなやりとりが続き、私は親戚と撮影した写メを見せて婚約者がいると伝えてそのためのお土産を買いに来たので買い物をさせて欲しいとお願いをしましたら、やっと掴まれていた肩の手をほどいてくれたので走ってお店の外に逃げ出しました。
後から現地のネパール人に聞いたところ、そのお店のスタッフではなく、外国人をナンパする目的でふらついている青年だと知りました。
特に日本人女性は断ることができないから何でもできるとその男性が自慢をしていたと聞いて、残念でなりませんでした。
日本人女性のイメージもですが、私もたいした抵抗もできずに一時間も嫌な思いをしたからです。
もっと強い口調と態度で拒否していれば良かったと今になって思いますが、その時は逆らうと何か危害を加えられるのではないかと恐ろしくて身体も思考もかたまってしまいました。
出されたジュースとお菓子を食べなかったことだけが唯一の抵抗でした。